2006.11[HOME/INDEX]

30(木) ますくん

28(火) ひんけつ

25(土) どりいむ
    SONYのブラウン管テレビの映りが悪くなり、夏に導入したHDD/DVDレコーダーの影響かもしれないけど、色ムラが起きるようになって、ケーブルを変えたり、防磁対策とか色々やってみても改善されず、見るに堪えない状態だったので、新しいテレビを買った…。初めての液晶…。しかも「BRAVIA」…。またSONYか…(ぉ。早速、レコーダーからHDMI接続してデジタル放送を観てみる…。うぅむ…。まぁ、キレイかもしれないけど、逆にノイズが目立つというか何というか…。それに何と言っても、ブラウン管に慣れた目には、もっさりした残像が気になる…。気持ち悪い…。またSONYの不良品か…(ぉ。
     
    《映画》『パプリカ
    いや、まぁ、よかった…かな…。そこそこ、いや、なかなか面白かった…とは思う…。でも、あの大傑作だった「千年女優」のような、たたみかけるようなスピード感が、いまいち足りないような気がする…。だから爽快感に欠けるっていうか何というか…。ストーリー的にも、何か中途半端さが残るし…。うぅむ…、でも、やっぱり凄いのかなぁ…。確かに絵はそれなりに凄いんだけど、こういうの見慣れて、もうマヒしちゃっただけなのかなぁ…。それとも、期待が大きすぎただけなのかなぁ…。「夢」がテーマで、同じようなシーンが繰り返し出てくるところがあるんだけど、それをやるにしても、もうちょっと何か工夫っていうか、何かないと、飽きちゃう…とは思う…。主役二役を演じた林原めぐみはとってもよかったけど(ぉ。

24(金) はちみつ
    《ライブ》ムーンライダーズ/OVER the MOON 晩秋のジャパンツアー2006(最終日)[19:00〜21:30@渋谷C.C.Lemonホール
    最新アルバム「MOON OVER the ROSEBUD」の曲が中心だが、後半は「砂丘」とか「トンピクレンッ子」とか「ダイナマイトとクールガイ」とか「ニットキャップマン(外伝も)」とか「BEATITUDE」とか「WHO'S GONNA DIE FIRST?」とか「DON'T TRUST ANYONE OVER 30」とか昔の曲もいっぱい演奏され、アンコール含め約2時間半たっぷりの、もの凄く充実して楽しい、とてつもなくいいライブだった。それに何と言っても、ムーンライダーズのおじさんたちが元気! 最新アルバムを聴いた感じでは、今までだったらもうひとひねりする粘りが弱くなってきてて、ちょっと衰えが見られるかなと心配してたけど、ステージではロックで若い!(ぉ 鈴木慶一はステージから降りて客席をぐるぐる走り回っちゃうわ、踊っちゃうわ(ぉ。おじさんおばさんファンで年齢層高い観客も盛り上がって、最後の方は総立ち状態だった。
     
    さて、9月の高橋幸宏ライブ10月の坂本龍一ライブに続いて、今月11月はムーンライダーズライブに行けた今年の秋は、かなりの収穫だった。おじさんたちがカッコよすぎるし(ぉ。今日のライブは、6人がテーブルを囲んで座っているところから、それぞれの持ち場に行くという演出で始まり、あの渋い「Vintage Wine Spirits, and Roses」では、コーラスの女性がいるそのテーブルに鈴木慶一が行き、椅子に腰掛けてテーブルに肘を付きながら歌ったりといった演出とかもあった。それから、前半はステージと客席の間に透ける程の薄い幕が張られ、そこに映像が映し出されたりして落ち着いた雰囲気だったけど、後半はその幕が下ろされ、観客と一体となって高まって行くという演出も見事だった。それに、「Cool Dynamo, Right on」から「ダイナマイトとクールガイ」を選んだと思うけど、聴けて感動したし、また、流石、全員作曲が出来る上に全員ボーカルがとれ、平等を重んじるムーンライダーズ。「ニットキャップマン」では岡田徹のボーカルも聴けたし(ぉ。あと、合唱してしまった「DON'T TRUST ANYONE OVER 30」も滅茶苦茶よかった。30周年でこの「30歳以上は誰も信じるな」をやるのは、いかにもムーンライダーズらしくて、自虐っぽくていい(ぉ。そしてライブの最後、メンバーが去ったステージに「30」という数字の形の大きなバルーンが現れて、「蛍の光」が流れてたけど、これは、今までの30年、そして今年の30周年自体に、さよならしてるように感じられた…。
     
    ところで、今日は元「渋谷公会堂」に行ったわけだけど、「渋公」に特別な思い入れは無いにしても、「C.C.Lemonホール」というネーミングは、やっぱりカッコ悪い。「はちみつれもんホール」だとしてもだけど(ぉ。
    ま、そんなことはどうでもいいとして、ムーンライダーズ30周年おめでとうごさいます。6人の個性が、時にはぶつかり合い、時には混ざり合い、面白くバラエティー豊かで、まったく聴き飽きることがなく、ひとクセもふたクセもあって、マニアックで一筋縄ではいかないひねくれた感じがあるのに、最高にポップという、この稀有なバンドが30年も続いているのは驚きだし、喜ばしいことだと思う。そこで、手持ちのオリジナルアルバムから選んだ30周年記念ベストをまとめてみたけど、いい曲が多すぎて絞り込めず、86曲にもなってしまった(ぉ。

21(火) でぃすく
    市川みかさんのDVDを購入したのですよ。彼女は有名なアバンギャルドという事務所に所属されているアイドルさんなのですが、保育士資格と幼稚園教諭の免許をお持ちで、アイドル活動と並行して幼稚園の先生をされていたこともあるという非常に珍しい経歴をお持ちの大変面白い方なのですよ(このDVDのタイトル「Kindergarten」とは幼稚園のことなのですよ)。子供が大好きで、「聖母マリア様みたいな人間になりたい」と語る、慈悲深く、博愛精神に溢れた、お心が広く、お優しい、素敵な女性なのですよ。
     
    他には、ハナブサスタジオに所属されている篠崎愛さんのDVD「愛しのピーチパイ」や、g-stella所属の後藤沙緒里さんのDVD「オリヒメ second date」も購入したのですよ。
     
    あと、スペースクラフト所属では、平野綾(ぁーゃ)さん関係のCD及びDVDや、南里侑香さん関係のCDを購入し、吉田有希(ゅぅゅ)さんがあのSound Horizon関係で載っているアニカンも入手したのですよ(でもCDは、まだ購入していないのですよ(ぉ)。ところで、伊藤彩華(ぃとぅ)さんは今イトクボということで、大好きだったSpringsのスプ子さんたちが今それぞれにご活躍されていて嬉しい限りなのですよ。

20(月) かわゆす

18(土) しゃしん
    《映画》『ただ、君を愛してる
    主演、玉木宏、宮アあおい。玉木宏が誠人(まこと)って役で、あおいちゃんが静流(しずる)って役。あおいちゃんが「まこと」「まこと」って言う度にドキっとしたよ(ぉ。とにかく、あおいちゃんが絶頂可愛かった…。半端なく超絶的に、ヤバすぎるぐらいもの凄く可愛かった…。ある理由で成長が遅く子供っぽくてちょっと変わってて、ピュアでキュートで…。あんな可愛い女の子を演じることが出来るのは、あおいちゃんぐらいしかいないね…。
     
    玉木宏の他に小出恵介とか上原美佐とかも出てて、なんか「のだめカンタービレ」と出演者ダブってるなぁ…(ぉ。まぁそれだけ、今これらの俳優陣が「旬」ってことなんだろうけどね。あおいちゃんと小出恵介は「初恋」でも共演してるし。ところで、また変わった女の子を好きになってしまう役どころの玉木宏だけど(「のだめカンタービレ」では、まだそこまではいってない(ぉ)、あのヘタレっぷりはなかなかだったなぁ(ぉ。自分には好きな女の子がいるけど自分に自信が無くていつまでたっても告白できず、一方、友達としてつきあってる静流が自分のこと好きなのを分かってても何もしないってゆう…。しかも誠人自身も無意識のうちにどこかで静流に惹かれてるってゆうのに…。大学生生活の3年半ぐらいを、そうやってハッキリしないまま何となく過ごし、静流がいなくなってからやっと、好きだ、大切だってことに気付いた誠人って、本当に馬鹿だと思った…。遅いよ…。そう言えばこの感じ、先週観た「虹の女神」に似てるなぁ…。ある理由で身を引いて行ってしまい、でも誠人との約束を果たし、誠人に自分の最高の姿を見てもらおうとした静流の思いがあまりにも切なかった…。

17(金) あるばむ
    りょこたんのバンビポップアルバム、買ったよ。ジャケ写、また工学院の屋上かと思った(ぉ。ではでは、蒲田の空にとける虹を見て、いつも君の声を聴いてるからね。
     
    『hm3 SPECIALvol.42{新谷良子,野中藍,クローバー,牧野由依,後藤沙緒里,神田朱未}

13(月) せぃゆぅ
    倒れたあーやだけど、少し長引いてる様子だね…。あーやってちっちゃくて線細いし食も細いし、もともと体弱いもんね。ここんとこの殺人的忙しさのせいもあるんだろうけど、あんまり忙しくなかった(ぉSprings時代も入院経験あるし…。だからいつものあの完全燃焼系ステージを観てると、「命削ってるなあ…」って思っちゃうんだけど…。
     
    それから聴けなかったけど、アニスパのゲストにキタエリが出たみたいだね。面白かったとか。ぴちぴちピッチの頃、イベントでは借りてきた猫みたいだったけどね(ぉ。でもあれから、家のこととか色々あったみたいで、精神的に不安定な時期があって、あの子供番組「モンすた」の収録をすっぽかしたりして結局降板したりとか、暫く仕事が無かったんだけど、でも続けたいっていう強い気持ちで復帰してからは、あっという間に表舞台に出てきたね。運も実力のうちだけど、もともと実力があって、夢とか思いを持ち続けていられる子は、やっぱり強いよね。色々乗り越えてきたからこそ、なおさらだね。
     
    なんか声優もずっとウォッチしてると、まさに人生いろいろ、悲喜こもごもで、涙が出てくるよ…。キタエリの場合は、彼女が寺門仁美ウォッチングが趣味の「寺門仁美ウォッチャー」だったから、ずっとウォッチしてきたんだけどね(ぉ。また何かで共演することがあったらいいなあ…。

11(土) じゅりぃ
    今日は今を時めく「上野樹里」もの2本! 天才変人少女、のだめ!(ぉ
     
    《映画》『幸福(しあわせ)のスイッチ
    「ジュリー」こと沢田研二と、「じゅり」こと上野樹里の夢の共演!(ぉ そして!あの美少女クラブの中村静香ちゃんが妹役で出演! そう!この俺様ちゃんが、去年の6月4日、彼女のファースト写真集の発売記念イベントに行って会ったことのある、まこる一押しの京都出身の女の子だ!
     
    ONとOFFのように何かが急に劇的に変わるんじゃなくって、ほんのちょっとしたきっかけで何かに気付いたりして、いつもと同じようでも何かがちょっとだけ変わったような気がする…、それが幸福のスイッチってやつなのかな?
     
    ところで、この映画の舞台は和歌山県田辺市だけど、先月観た映画「海と夕陽と彼女の涙〜ストロベリーフィールズ」もそうだった。熊野!いいね! やっぱ熊野と屋久島は行ってみたいな。仁美ちゃんと二人っきりで森の中で自然観察したいな(ぉ。
     
    《映画》『虹の女神 〜 Rainbow song
    岩井俊二フォロアーの熊澤尚人監督作品。蒼井優主演のあの「ニライカナイからの手紙」の監督だね。今作も素晴らしかった。今年のベスト5に入る勢い。どこが良かったのかって言うと、よく分からないけど(ぉ、(鈴木亜美の)ストーカーをやったり、変な女(相田翔子)に引っ掛かったり(ぉ、(酒井若菜に)簡単に惚れちゃったり、女の子の気持ちが全然解ってなくて超鈍感で流されやすい男と、そんな男を好きになってしまったけれども、最後まで告白できなかった女の子(上野樹里)、この主人公二人の笑えて泣ける不器用さ、もどかしさかな? 上野樹里の盲目の妹(蒼井優)が最後に言った「二人とも馬鹿だ」っていう台詞に全て集約されてるよね。目が見えないだけに空気を全て感じ取っていて、全てを分かっていた子の言葉だから重みがあった。そういえば上野樹里と蒼井優は、「亀は意外と速く泳ぐ」で共演してたっけ。
     
    兎に角、上野樹里が半端なく凄かった。今までで一番凄いと思ったかも。かなり役に入ってて、ハマってた。サバサバしてて男っぽくて(好きな男に、女を感じないと言われてしまう)、男とは友達または同志的な感覚になってしまい、恋愛に関しては一歩引いてしまう女の子の胸の内に秘めた恋心を繊細にリアルに見事に表現してたし、そして、他の女の子のことが好きな男のために背中を押してやったり、大学を卒業したら好きな道は諦めて普通に就職しようと思ってたけど男の一言で好きな道に進んだり、一途で一生懸命で精一杯生きてて、そんな姿がとてもいじらしくて可愛くて、滅茶苦茶切なかった…。ほんとにもの凄く切ない映画だった…。
     
    でも、酒井若菜が秋田美人役で訛っててモー子みたいで面白かったし、年齢詐称女の役の相田翔子が何だかちょっとヤバイ感じだったし(ぉ、それに映研が舞台になってて実際に8ミリ映画も挿入されたり、そんな面では色々と楽しめる映画だと思う。ところで、相田翔子って言えば、Winkやってた頃だと思うけど、成人式の振袖姿の記念写真が、私の実家のある所沢の某写真屋さんに飾ってあったのを思い出した。確か東村山の出身だから隣の市で近いはず。それにしても、彼女もう36か…。だけど今でもまだ何か可愛いよね(ぉ。

10(金) てつどう
    《映画》『銀河鉄道の夜
    あの有名な「銀河鉄道の夜」が実写映画になって登場。主演は谷村美月ちゃん。現在16歳。去年、映画「カナリア」で初めて知った子だけど、あの作品で俳優として開眼したって本人も言ってた通り、あれからの美月ちゃんの活躍は本当に目覚ましいものがあるね。今、色んな映画とかテレビドラマに出まくりだし。そして今回はあのジョバンニ役。なんと男の子役だよ。凄いなあ。
     
    ところで、何この映画。1時間の中編で、デジカム撮影で、簡単な合成などの視覚効果があったりするけど、いかにも低予算で、テレビでやるような感じ。それに、なんか違和感ありまくり。あの超名作アニメ映画の印象が今も強烈に残っているだけにね。お話しはずっと夜のイメージなのに、晴れた昼のシーンばっかだし、舞台は普通の日本の田舎町なのに、カムパネルラとかジョバンニとか言ってるし、しかもカムパネルラ役の男の子とか、子役が素人で、演技があまり出来てなくて棒読み状態だった。
     
    音楽はよかったけどね。宮沢賢治にちなんでセロ使ってるし。そういえば、あのタイタニックの事故で死んだ人が出てくるシーンがあるけど、アニメ映画の方で音楽を担当してた細野晴臣の祖先があの事故で亡くなってるんだよね。
     
    あと、あーやももちろん載ってる超特大別冊付録「涼宮ハルヒの完全無欠」目当てで「月刊Newtype」12月号とか、新創刊のジュニアアイドル誌「Munyu×2(ムニュムニュ)」Vol.1とか、「くじアン」のCDとか、色々やった。
     
    『VOiCE Newtype』No.017{平野綾,小清水亜美,能登麻美子,南里侑香,千葉紗子,牧野由依}
     
    『声グラ』12月号{能登麻美子,平野綾,牧野由依}
     
    『声優アニメディア』VOLUME 14{平野綾,後藤沙緒里,能登麻美子}
     
    『pure2Vol.39{小池里奈}
     
    『ChuBoh』vol.16{篠崎愛}

08(水) おみあし

06(月) いもうと

05(日) ろりいた
    《映画》『エコール(イノセンス)』
    深く美しい森の中。高い塀に囲まれてはいるものの、湖まである広い敷地内の道には街灯まであり、地下道も存在するが、訪れる客は全く無く、外の世界から完全に隔離され、外に出ることも許されない秘密の園。そこは、棺桶に入れられてどこかから運ばれてきた6歳から12歳までの少女たち(イノセンス)、及び若い女性教師や老婆の召使いのみが存在する男のいない世界で、自然の生態とバレエを教える学校(エコール)となっている。ここはユートピアなのか、それとも…、いるのも不安…、出て行くのも不安…、そんな少女たちの不安の世界なのか…。少女たちが外の世界に出られる(卒業?)のは、毎年一人だけ校長先生によって選ばれた時と、振り子時計の中の隠し扉から地下道を通って行ったところにある謎の劇場で毎夜開かれる、最年長の子たちによるバレエの発表会(公演?)に出なくてもよくなった時である…。
     
    年齢によって色分けされたリボン、清楚な白い制服、ミニスカート、そこから伸びる美しい足、生理…。そんな少女たちが裸になり、湖に入って遊び、水の中で上下にピョンピョン跳ねたりするシーンがある。浮力と水の抵抗力による不思議な感覚…。男にとっては永遠に届かないであろうと思われる感覚と、子供の頃の忘れていたあの感覚が交錯する…。
     
    最年長の紫リボンをしたビアンカ役の子が可愛い。すらりとして程良い肉付きの足も素晴らしい。バレエでは白い蝶の羽を背中に着けて踊っていた。その子が観客の忘れ物である手袋をはめ、ベッドで足を撫でるシーンもよかった。そして最後、鉄道で外の世界に出る…。うす暗い森の中と違い、太陽の光が直接降り注ぐ明るい世界…。噴水広場。そして男…。
     
    少女たちの出自も、行く末もわからない…。この学校の目的もわからない…。最初から最後まで一切謎のまま…。また、ある種のエロティシズムやフェティシズムに満ちた少女たちの映像、蝶に変態(メタモルフォーゼ)するサナギの映像、湖や噴水の水の中の映像、など、メタファーに溢れ、何かを示唆し意味している…。これは深すぎる…。僕はバカだから、この映画を言葉で表現する術を持ち合わせていない…。この映画を言い表せる言葉が見つからない…。兎に角、凄かった…。戦慄を覚えるような衝撃的な作品だった…。どこかSF的で哲学的で、おとぎ話的ではあるけれども、僕にとっては、男が女に抱く不可解さや神秘性や畏れのような恐怖があったのだ…。この聖なる少女たち…。生(性)の残酷さ、美しさ…。男にとっては、見てはいけないものを見てしまったような、淫靡で耽美で甘美な背徳感がある…。興味のある人は、もう観るしかないと思う。自分で感じるしかないと思う。感性に訴えかけてくる作品なので、感覚的に捉えなければならないのだ。
     

    ところで、今日は渋谷シネマライズに行ったんだけど、早く着いたんで、どっかで時間を潰そうとしてたら、たまたまちょうど目の前のパルコで「木更津ぶっさん展」が催されてんのに気付いて、しょうがねえなあ、まあいっかとか言いながら、思わずふらっと入場してしまった…。別に、もうどうでもいいんだけど…。あの最後に使われた「ばいばい」って書いてあるボールが隅っこのほうにひっそりと展示してあったりして、そんなんをなんとなく眺めたり、「野球狂の詩」のセットだけ撮影可だったんで、ケータイのカメラで撮影したり…。ちょろっと回る程度で入場料500円…。あんドーナツと「キャベツ太郎」が普通に買えんじゃね?(ぉ
     

     

     


04(土) こすもす
    仁美ちゃん、文化祭お疲れ様。僕は今日、スイーツなタイトルの映画を2本観てきたよ。でも中身は甘くなく、苦くて酸っぱくて辛かったけどね。
     
    《映画》『チェリーパイ
    主演、北川景子。
    パイ専門の洋菓子店で働く若いパティシエの女の子(北川景子)が、厳しかったけれども大好きだった先輩パティシエの死を乗り越えて行くお話し。
     
    《映画》『ストロベリーショートケイクス
    主演、池脇千鶴、中村優子、中越典子、岩瀬塔子。
    登場人物の女の子がみんな孤独で愛おしい、そんな切ない映画だった。先ずはデリヘルの電話番の女の子(池脇千鶴)とデリヘル嬢(中村優子)の2人。そして恋に生きるOL(中越典子)と同居人のイラストレーター(岩瀬塔子)の2人。この2組を中心としたお話しが別々に並行して進むんだけど、イラストレーターがデリヘル嬢の捨てたトマトを拾い、それにインスパイアされて描いた渾身のイラストが編集者に紛失され、それをたまたまちーちゃんが見つけてデリヘル嬢にプレゼントしたところ偶然それをイラストレーターが見つける、っていうつながりがあって面白かった。OLとイラストレーターの関係が、初期のナナとハチみたいだったのも興味深かった。
     
    それにしても、ちーちゃんがちっこくてたくましくて可愛いのなんのって。もう、こういう女の子の役やらせたら右に出る者いないね。「恋がしたい」が口癖で、拾った石を神様にして「スペシャルな人のスペシャルになりたい」とか「星がきれいだね、そうだね、とか何気ない会話の出来る人が隣に欲しい」とかお祈りしたりして。ちーちゃん自身も、実際こういう女の子でもあるし、その恋多きOLみたいでもあるしって感じなんじゃないかな。好きな人が出来るとずっと一緒にいたいタイプだそうで、よく「重い」って言われてふられるみたいだからね(ぉ。
     
    それから、好きな男に恋人がいるのは分かってて諦めてはいても、会いたい、結ばれたいっていう、一途でピュアで健気なデリヘル嬢もよかったし、イラストレーター役の岩瀬塔子が、本当に女優っていうよりアーティストって佇まいだったんで驚いた。もの凄くはまってた。
     
    あと、この映画、編集もよかった。変に中途半端な余韻を残すより、スパっとシーンを切るとことか。ケーキを切る時も、それって大切だよね(ぉ。ま、兎に角、生きてくのは大変だけど、色んなもんを断ち切って前に進んでかなきゃいけないんだよね。
     
    え? 仁美ちゃん、今「デリヘルって何?」って言った?(ぉ ぶっさんも意味分かんないで使ってたんだし、知らなくていいよ(ぉ。

03(金) ばいばい
    《映画》『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
    成仏…。これでやっと「木更津キャッツアイ」の呪縛から解放されるのだろうか…。ぶっちゃけ前作の日本シリーズは、まだ熱に冒されていたために話がやたら大きくなったり妙な方向に進んでしまったりして、あまりついて行けなかったんだけど、今回はベーシックに立ち戻って、ある意味まとまってて凄くよかった。それから、「フィールド・オブ・ドリームス」ネタは、かつて観ていた映画だったんで、すぐに分かった。しかも、これを観た時って、おすぎとピーコのトークショー付きだったんだよな(ぉ。懐かしい…。あと思い出したのは、3年前の日本シリーズを観た日、うちに空き巣(未遂)事件が起きたんだっけ(ぉ。ま、色々あったよ…。ということで、じゃあね…。
     
    ばいばい

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